会話形式
登場キャラ 術師(術)・僧侶(僧)



術「うわ、久しぶりに見たと思ったら、
  こんな町中で人集り作って何やってんだ?新手のSF商法?」
僧「なんですかSF商法って。
  それにいつも思うのですが、貴方私のことをいったい何だと…
  町の人々に神の教えを説いているだけですよ。」
術「金儲けじゃないと。」
僧「そうです。布教活動ってやつですよ。
  分かったならさっさと消えてください。商売の邪魔です。」
術「営利目的じゃねえか。」
僧「ああもう、細かいですねぇ。
  あんまり貴方と話していると、
  お客さんに変な目で見られるじゃないですか。」
術「責任転嫁しようったって、
  凝視されてんのは、信者をお客と断言するアンタだからな。」
僧「煩いですねー。天罰当てますよ?」
術「主導権あるのか…?」


僧「偉大なる神の名は………」
術「いやまてそこでカンペを出すなよ。
  いくらなんでも早すぎだろう。
  名前くらい覚えてやれよ。」
僧「馬鹿にしないでください。
  日替わりなんですから、覚えるの大変なんですよ?」
術「小声で耳打ちしてくるなよ…そして日替わりなんだ…
  それになんでこれだけ怪しいのに客減らねえんだ…?」
僧「まぁ、神自体は日替わりでもいいのですよ。
  私の信者ですから。」
術「崇められてる!?
  町に滞在するたびにアンタに頭下げる人を見かけるのはそのせいか…」



//歩くご神体。


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